スポーツ障害別のストレッチング

query_builder 2020/09/11
ブログ
ΞIM・PROVEΞ
1.腰のスポーツ障害

 脊柱を支える筋群は数多くありますが、なかでも固有背筋は脊柱を直接支持する筋群であり、固有背筋の構成筋の一つである脊柱起立筋は、頭部から腰部におよぶ筋群で、脊柱を支えるメインの筋群です。
脊柱起立筋は外側層を形成する腰肋筋、中央層の最長筋、さらに内側層の棘筋の三層からなり、ガッチリと脊柱を支える仕組みにはなっています。
 しかしながら運動を実施するとなると、背筋の使い過ぎや左右にある脊柱起立筋の不均等な使用、不均等な発育発達が腰痛の問題点としてあがってきます。発育発達においては、脊柱起立筋が左右均等に発育発達してると思いがちですが実はそうではなく、よく背部を観察してみると、左右均等ではないことに気付きます。よく発達してる側の
背筋をここでは ❝利き背筋❞ と表現します。
 運動による腰痛は、この利き背筋が要因になることが多くあります。利き背筋が運動で酷使されることで筋疲労に陥り筋長が短縮せざるを得なくなります。これが腰椎間の狭窄を招き、神経根の圧迫や骨盤の歪みのもとになります。一方、利き背筋の反対側の背筋は利き背筋に比べて脊柱の支持能力は劣り、身体が同側に大きく捻じられたりすると腰部に過捻転が生じやすくなり、腰椎を支持している筋・腱・靭帯に損傷が生じて腰を痛めることがあります。
 今回ここに示すように、脊柱起立筋の左右不均等な発育発達は多岐にわたり腰痛の原因となりえます。
このアンバランスを意識したトレーニングやアフターケアをお勧めします!

【腰痛予防のためにストレッチして欲しい部位】
①脊柱起立筋
②ハムストリングス
③腸脛靭帯
④大腿直筋(腸腰筋・腹筋も含む)
⑤鼠径部

具体的な方法はインプルーヴ(IM・PROVE)でも指導しています。

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