スポーツ障害別のストレッチングⅤ
5.下腿のスポーツ障害
下腿三頭筋によくみられるスポーツ障害は、腓腹筋の肉離れとアキレス腱炎です。走るときのキックや着地のときに、大きな力・急に無理な力が加わると腓腹筋に肉離れが生じたりします。後脛骨筋は走行
・ジャンプの際によく使われて、酷使されると起始部」に圧痛がみられるようになります。悪化すると運動痛にも発展するので厄介です。
脛骨に生じるシンスプリント(脛骨過労性骨膜炎)も後脛骨筋の使い過ぎによる骨膜の炎症になります。前脛骨筋(長母趾伸筋・長趾伸筋も前脛骨筋と同時に動く)を酷使したり、前脛骨筋が肥大したり、
また締め付けを強くしたりすると前脛骨区画部の内圧が上昇し、筋肉
・神経に阻血性の障害が生じることがある。これは一般的にコンパートメント症候群と呼ばれている。アキレス腱は腓腹筋が大腿骨から、ヒラメ筋が脛・腓骨から起こり下腿三頭筋となって一つになり、人体でもっとも太い腱となって踵骨に付着します。静止時には起立保持として、運動時には走る・ジャンプなどの主働筋として、着地のショック吸収装置としてはたらきます。これも酷使されたり、大きな力・急に無理な力が加わると断裂や炎症を起こしてしまいます。
自分に適した運動の強度や量を理解して、組織に負担をかけ過ぎないコントロールが必要ですね。
これらに関与する筋肉群の強化やストレッチ法などはインプルーヴ(IM・PROVE)でも指導しております。
施術の際にご希望があれば、指導させていただきます。
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