スポーツドリンク再考
こんにちは!
福岡市城南区七隈の整体&鍼灸のインプルーヴ(≡IM・PROVE≡) です。
8月に入りましたが、新型コロナウイルス感染者数は過去を上回る日々が続いております。
天候は依然猛暑日が続いていますので、熱中症対策と感染症対策の両方を上手く行っていく必要がありますね!
前回、熱中症対策について触れていきましたが、今回はその延長でスポーツドリンクについて触れてみたいと思います。
スポーツドリンクには「アイソトニック飲料」とか「ハイポトニック飲料」とか表記されていますが、その違いは何だかわかりますか?
これは浸透圧の違いで、
アイソトニックとは「等張液」という意味のことで、ヒトの安静時の体液と同じ濃度ということになります。
ハイポトニックとは「低張液」という意味のことで、ヒトの安静時の体液よりも低い濃度ということになります。
アイソトニック飲料のメリットは
1.安静時において同じ浸透圧のため吸収が早い(運動前の補給に適している)
2.糖質が多く含まれているので、運動中のエネルギー補給に適している(水分・塩分補給としては少し落ちる)
ハイポトニック飲料のメリットは
1.発汗によって体液が薄くなっている状況においては水分が早く吸収される
2.運動中の水分・塩分補給に適している(エネルギーの補給としては少し落ちる)
汗を多くかいた場合、体液の浸透圧は低くなっているため、アイソトニック飲料よりもハイポトニック飲料の方が水分が速やかに吸収されます。
熱中症対策の場合、エネルギー補給よりも水分補給を優先してハイポトニック飲料の摂取をおすすめします。
(適量の糖質が含まれている場合は水分の吸収を促進する効果がありますが、濃度が濃いいほど胃での滞留時間がながくなってしまいます)
※熱中症や感染症などの激しい脱水のときに推奨されている「経口補水液」も浸透圧が低めに設定されているのでハイポトニック飲料の部類にあたりますよ。
スポーツドリンクを摂取する場合、
その特徴を理解して状況に合った選択をしていただくと、効果的な摂取につながります!
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