入浴のススメ(半身浴か全身浴の選択)
こんにちは!
福岡市城南区七隈の整体&鍼灸のインプルーヴ(≡IM・PROVE≡) です。
10月も中旬を迎え心地よい秋というよりは、気温差の激しい日々に悩まされている秋という感じですね。
経済活動を含め人の動きが活発になってきて、良くも悪くも心身の疲れを訴える方も増えてきております。
そんな方々にお決まりのことではありますが、入浴のススメをさせていただきます。
入浴の効果については皆さんすでにご存知のことと思いますが、今回は半身浴と全身浴のどっちがいいのかについてすすめていきます。
それぞれにメリット・デメリットが存在し、どのような年齢のどのような体調・悩みを持つ人が、どのような目的で入浴するかで、どちらがいいのか変わってきます。
半身浴と全身浴の一番の違いは「身体のどこまでお湯に浸かるか」の違いです。
お湯に浸かることが身体にどのような影響を与えるかを考えて、その効果や負担の大きさからメリット・デメリットをみてみましょう。
温熱作用…体温上昇、血流改善効果につながる
半身浴は身体の半分しか湯に浸かっていないので、同じ時間であれば体温の上がり方も全身浴の約半分になります。
水圧作用…下肢のむくみ改善効果につながる
水深に比例して身体は水圧を受けます。水圧は身体を締め付けるので下肢にたまった血液やリンパ液を身体の中心へ押し戻してくれます。湯の深さが浅いと締め付け効果も弱くなります。
浮力効果…筋肉のリラックス度につながる
浮力は水面下に沈む体積に比例します。筋肉は自分の体重を支える必要がなくなるため、緊張がゆるみリラックスできます。これも湯の深さが浅いと浮力が少なくなり効果も弱くなります。
半身浴で全身浴と同じ作用を得るためには概ね2倍の入浴時間が必要になると考えていいでしょう。
上記3つの作用は身体に対しては「負荷」であり、人によってはそれが身体に過剰な負荷となることが考えられます。
全身浴では負荷が高すぎる場合、身体への負担が軽減できる半身浴にはメリットがあるといえるでしょう。
半身浴か全身浴かは目的や状況を考えて使い分けるのが理想で、温熱作用を受けやすい乳幼児や高齢者、心臓や呼吸機能が低下している人、全身浴だと息苦しく感じる人、長く湯船を楽しみたい人などは半身浴を選ばれることをお勧めします。
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