食欲と太るメカニズムについて

query_builder 2024/04/30
ブログ
ΞIM・PROVEΞ

こんにちは!


福岡市城南区七隈の整体&鍼灸のインプルーヴ(≡IM・PROVE≡) です。


ゴールデンウイークの中日で4月も今日で最後ですね。

新年度がスタートして今月は忙しい日々が続いたのではないでしょうか。


相変わらず日々の気温差が激しく、夏日を記録することもしばしば…


本格的な夏を前に、本腰を入れてダイエットに取り組もうとされる方もいらっしゃるのではないでしょうか?


いったんダイエットに成功したものの、すぐにリバウンドで元に戻ったり、それ以上になったり…


よく聞く話しですよね。


今回なぜリバウンドするのか?まずは太るメカニズムについて触れてみたいと思います。


ヒトの生命維持に必要となる食欲は恒常性によって調節されています。

体重を一定に保つために、空腹になると食欲が高まり満腹になると食欲が減るように調節されてます。


進化の過程で脂肪を蓄えるようにプログラムされた脳や身体において、ある程度の脂肪を蓄えていることは安定した状態を意味します。


食欲には二つの側面があり、それらの異常が我々を太らせる原因となっています。


お腹が空くと食欲が高まる「恒常性の食欲」と ”美味しいから食べたい”という「嗜好性の食欲」の二つです。


これらの食欲をコントロールするのは「脳」であり、それぞれの食欲を司る部位は異なっています。


「恒常性の食欲」は視床下部が、「嗜好性の食欲」は報酬が制御しています。


「恒常性の食欲」には脂肪細胞から分泌されるレプチンというホルモンが関与し、「嗜好性の食欲」にはβエンドルフィンドーパミンが関与しています。


習慣的に過食が繰り返されると、それぞれの関与しているホルモンの受容器の感受性が鈍くなり制御が効かなくなってしまいます。


飽食の環境下では、報酬系による「嗜好性の食欲」が高まりやすく過食を繰り返しやすくなり、レプチンの抵抗性が生じて「恒常性の食欲」が作用しなくなって食欲を抑えきれなくなってしまう。


過食が過食を生み、その結果として肥満が生じることになるのです。

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